私はもう少しで還暦を迎えるのですが、悲しい事に補聴器を装着しないと上手く会話が成り立たない耳となってしまっているのです。
70歳80歳でも自耳で会話が出来ている人を見ると羨ましくて仕方有りません。
耳鼻科の先生から聞いたのですが、人間は30歳頃から難聴が始まっているらしいですね。少しは気が楽になりましたが、その中に私が含まれている事にショックを覚えます。
でも、私が考える難聴は年齢経過によるものではなく、自衛隊時代の射撃に対する姿勢(安全意識)が悪かったのだと思っています。
射撃訓練をする時は耳栓をします。当然私も毎回耳栓をしていました。
しかし、1度耳鳴りがズーとしていた記憶があるのです。でも、何時か収まるだろうと気楽に考えていました。
案の定、数日で耳鳴りは治まりました。
それ以降1度も耳鳴りを繰り返した事は有りません。
自衛隊名誉のためにお話ししておきますが、自衛隊は訓練に対し安全を本当に重視しています!!
(たぶん、私の耳栓装着要領が悪かったのだと思っています)
暫くしてからですね、何か耳の聞こえが悪くなったような気がしたのが・・・でも、ま、少しは不自由がありましたが任務はこなせておりました。
しかし段々と聞こえが悪くなり会話が成り立たない状況となったので、仕方なく耳鼻科に行ったのです。
検査後、医師から「高音域が大夫聞こえづらいでしょう。」
と言われ数値を見ると、80歳レベルの数値でした。
愕然とし、医師に聞きました。「直す方法無いのですか!?」冷たい答えが返ってきました。
「今の世界中の技術を持ってしても直せません!」ってねく(`ε´♯)
あるとき女房が「テレビで、世界の名医という番組で、難聴を治す先生が居るらしいよ!」との情報を得たので早速パソコンで調べ、休暇を使い、新幹線を使い藁をも掴む思いで神奈川まで受診しに行きました。
結果は「耳垢がたまっていて耳の中が良く見られないからそれを取ってからにしましょう!」ガ~ンΣ(☉∀☉);
本格検診の前に点耳薬を毎日両耳に投与し規定日数をクリヤーし再度神奈川へ・・・結果!!
「貴方の耳は私でも無理です。治せません!」
ガガガガ、ガ~~ン[もうやだ~(悲しい顔)]!!
先生曰く「音を察知する部品が壊れているので現在の医療では無理」との事。
じゃ、何で名医なの?とおもっていたら先生が「突発的事由なものだとか病的なものなら治せるんですけどね・・・・・」
ま、私は該当しなかった訳で、回復は諦めました。
こんな理由で補聴器世界に足を踏み入れる事となったのです。
スミマセン仕事に行く時間になりましたので、今回はこの辺で失礼します
~~ヾ(´ω`●)